国際エアライン科エアラインコース1年生が、「機内での接客」を学ぶため実践型の授業を受けました。
この授業は、実際の航空機内で使用されていた座席やギャレー(客室乗務員がサービス準備をする場所)が設置された「機内実習室」で行われ、臨場感あふれる環境のもと学ぶ事ができる授業です。

実習室後方一面に広がる鏡を使い、身だしなみや立ち居振る舞いをチェックするところから授業がスタート。普段なかなか意識することが難しい指先の動き、目線や表情に至るまで気を配ることで、日常生活においても意識することの大切さを学びました。
続く機内アナウンスの練習では、声の大きさやアナウンスの速度、指先の所作まで、元客室乗務員の先生ならではの丁寧なアドバイスがあり、学生たちはプロによる接客を身をもって感じることができたようです。実践的なロールプレイングで客室乗務員の業務を学び、現場で即戦力として活躍できる、高い専門性を持った人材を目指しています。

エアラインコースとグランドスタッフコース1年生が、日本赤十字社救急法救急員の講習を3日間の日程で受講しました。この講習は、傷病者が発生した際に、医師や救急隊員に引き継ぐまでの一次救命処置・応急手当を行うことのできる知識と技術を習得するための講習です。

将来、航空業界を目指す学生たちにとって、けが人や急病人に対して、的確に迅速に対応できるスキルはとても大切です。講習は、座学での知識習得から始まり、心肺蘇生やAEDの使い方、止血方法、包帯の巻き方、搬送方法などの実技まで多岐にわたる内容で実施されました。学生たちは指導員の方の説明を真剣に聞きながら、実践に臨んでいました。講習の最後に行われた試験の合格者には、「赤十字救急法救急員認定証」が交付されます。

1年生を対象に「異文化交流研修」を実施しました。EF東京校に留学している海外からの留学生を静岡の本校へお招きし、グループに分かれて学生たちが静岡市内を案内しながら交流を深めました。

事前準備では、学生たちがグループごとテーマを決めて観光プランを作成し、英語や日本語で説明できるように準備を進めてきました。
当日は、お互いに少し緊張しながらも、様々なコミュニケーションを通じて、親睦を深めていきました。観光では、駿府城公園の庭園散策や遊覧船乗船、竹細工制作体験のほか、おでんやマグロ丼などの静岡グルメなどを味わう企画など様々あり、留学生の皆さんはとても楽しんでいただけた様子でした。別れ際には、名残惜しそうにする学生の姿が多く、互いに充実した時間を過ごすことができたことが伝わってきました。
本校学生たちにとっては、英語で伝え、共に楽しむ経験を通して、異文化コミュニケーションの楽しさを体感でき、語学学習への意欲を高める素晴らしい機会となりました。

Language Day(ランゲージデー)は、日頃から本校の授業を通して学んでいる「英語」「中国語」「韓国語」に慣れ親しみ、アウトプットする機会として開催している学内イベントです。外国語習得に向けて、さらなる興味関心や学習意欲を高めることにも繋がっています。開催前には、出場者の学生たちが、それぞれ懸命に練習に励む姿が、学内でも見られました。

当日は、「ロールプレイングの部」と「スピーチの部」のコンテストが開催され、38名の学生が出場しました。

ロールプレイングの部では、学生2名がペアになり、ホテルにおけるチェックインの様子をスタッフ役とゲスト役に分かれて披露しました。定型の会話だけでなく、各グループでのオリジナルの会話もあり、ユニークなロールプレイングを見ることができました。

スピーチの部では、出場者の学生たちは緊張しながらも、自分自身のことや、皆に伝えたいメッセージなどを堂々と力強くスピーチしていました。

審査の結果、各部門・各言語で、金賞・銀賞が選ばれ、受賞者の学生たちは校長先生より表彰を受けました。審査員の皆様からは、出場した全員の努力と成果に賞賛のコメントをいただき、出場した学生たちにとっては大きな自信に繋がる貴重な経験となりました。