卒業生メッセージ

卒業生メッセージ

S-AIR 卒業生のメッセージ

憧れの客室常務委員になりたい。空の安全を守りたい。静岡と世界の架け橋になりたい。大好きな英語を使って世界と交流したい。
人を元気に、笑顔にしたい。そんな入学当初の夢を叶えた先輩たちのメッセージを紹介します。

客室乗務員

村松 里紗さん

(株)フジドリームエアラインズ 
FDA客室乗務員

村松 里紗さん

お客様の喜びが客室乗務員としてのやりがいと喜びに。

私は現在、名古屋空港をベースに福岡や新千歳、出雲や青森、静岡などを中心にフライトをしています。客室乗務員の仕事は、まず保安要員としてお客様の安全を確保することが一番重要です。お客様を守ることができるのは、私たちしかいないということを常に念頭に置き、日々フライトに臨んでいます。
そしてサービス要員としてのフライトにも慣れ、ご搭乗中のお客様へサービスを提供しながら、会話を楽しむこともできるようになってきました。ある日のフライトで、カメラをお持ちのお客様を通路側から窓側の空席にご案内しました。お降りの際に『ありがとう。いい写真が撮れたよ。』とおっしゃっていただき、小さなことではありますが、このようなお客様の喜びを積み重ねていくことが、客室乗務員としてのやりがいや喜びに繋がるのだと実感しました。
私がこの仕事を意識したのは、テレビを観て『かっこいい!』と思ったことが始まりです。しかしその後、機内でお客様を常に気遣う客室乗務員の姿を実際に見て、より一層『目指したい!』という気持ちになりました。
今後の大きな目標は、機内での最高責任者である先任客室乗務員を目指すことです。保安面、サービス面、後輩指導と完璧に行えることができるよう研鑽を積み、いつか自分が憧れの存在となれるよう頑張っていきたいと思います。

村田 咲さん

全日本空輸(株) 
ANA 国内線・国際線 客室乗務員

村田 咲さん

世界中のお客様に夢と感動を感じていただける客室乗務員になることが目標です。

現在は国内線、国際線の乗務をしております。月1回、国際線の担当路線であるパリ(2泊4日)とサンフランシスコ(1泊3日)へ乗務し、中距離の国際線(シンガポールやジャカルタなど)へ1泊、国内線への乗務が2泊程度というのがおおよその毎月の勤務形態です。時間帯や曜日によって同じ路線でも国籍や文化などお客様の層が全く違います。そんな機内で、楽しく快適にお過ごし頂けるよう、それぞれのお客様に合わせたお声掛けなどを仲間のクルーと工夫しながら乗務しております。先輩の客室乗務員には、お客様の小さな変化に気づき一歩踏み込んだ接客を意識されている方が多く、日々刺激を受けながら乗務をしております。今後2020年東京オリンピックにむけて海外からのお客様が増える中で、語学や文化、機内食で提供する食事、お酒の知識など、自己啓発を行っていき、5STARエアラインの客室乗務員として世界中のお客様に夢と感動を感じていただける客室乗務員になることが今の目標です。

グランドスタッフ

近藤 舞雪さん

(株)JALスカイ 
羽田空港 グランドスタッフ

近藤 舞雪さん

空港で多くの経験を重ね、常に成長していることを実感しています。

お客さまの気持ちを察して柔軟な対応

私は、羽田空港のJALカウンターでグランドスタッフとして勤務しています。空港には、世界各国、老若男女問わず様々なお客さまが訪れます。「どのようなお手続きが必要な方か」「どのような不安をお持ちだろうか」など、お客さまの状況やお気持ちを汲み取りながら、柔軟な対応を意識しています。例えば航空機に乗ることに不慣れなお客さまには、お手続きの順番や時間などを詳しく説明したり、紙に書いてお渡しすることもあります。
また、お客さまに空の旅への安心感や期待感を高めていただけるようなコミュニケーションを心掛けています。お見送りする際に、お客さまの素敵な笑顔を見ることができると、大きな達成感を感じることができます。

今に繋がるS-AIRでの多彩な学び

グランドスタッフという夢を持ち入学したS-AIRでは、航空業界でのキャリアを持つ先生方から、実務に即した専門知識や技能だけでなく、先生方の実体験に基づいたお話や仕事の厳しさ、やりがいなど、働く上で大切になるマインドも学ぶことができました。また、身だしなみや所作、言葉遣いなど、社会人としての基礎をしっかりと身に付けることができたことで、お客さまへの対応はもちろん、先輩方とのコミュニケーションでも恥ずかしくない振る舞いが自然とできていると感じます。

信頼される存在になることを目指して

グランドスタッフとしての私はまだまだ未熟で、仕事を通してお客さまから学ばせていただくことも多々あります。これまで学んできたことを活かしながら、今後も真摯に学ぶ姿勢を大切にして成長を続け、お客さまや一緒に働く仲間にも信頼される存在になれるよう努力していきたいと思っています。

グランドハンドリングスタッフ

溝口 翔太さん

(株)エスエーエス 
静岡空港 グランドハンドリング

溝口 翔太さん

航空機の安全な運行を支える大切な仕事です。

手荷物などの搭載業務や航空機の到着・出発時の翼端監視やチョークマン業務などグランドハンドリングの様々な仕事は全て資格で管理されています。最近、出発のための全作業終了後から出発OKの最終合図を送る重要な役割であるセンター業務の資格を取得しました。自分の指示をパイロットが確認し、合図が返ってきた時、自分の仕事が確かに航空機の運航の一部であるという実感が持てる瞬間でもあります。そして、担当便の作業者全員で航空機を見送る際、お客様から手を振り返して頂く姿が見える時やりがいを感じます。皆さんもぜひ目指してみてはいかがでしょうか。

旅行スタッフ

山ノ内 敦紀さん

(株)JTB 
旅行カウンタースタッフ

山ノ内 敦紀さん

"旅行"という形のない商品だからこそ、自分の想いを乗せてお客様にご提案しています。

一生心に残る旅を

幼い頃に家族で行った海外旅行で初めて見た景色や食べ物、文化、言語の違いがとても印象的で、今でも良い思い出となって心に残っています。そのように一生心に残る体験ができる旅行の素晴らしさを、たくさんの方に提供していきたいと思い、この業界を目指しました。

魅力的なご提案に繋がる様々な学び

今はその夢を叶え、JTBの旅行カウンタースタッフとして、国内・海外のパッケージ商品の旅行相談、予約手配を行なっています。お客様が行ったことのない場所のご提案も多いため、お客様が具体的にイメージできるよう、その旅行の魅力を丁寧にお話することを心掛けています。その中では、観光ビジネスコースで受けた観光地理や旅行業務取扱管理者の資格勉強を通じて得た知識などがとても役立っており、職業に精通している先生方の温かいご指導に大変感謝しています。
お客様が旅行を終え、楽しかった思い出をカウンターへ話しに来てくださる時は、本当に嬉しい気持ちになりますし、これからも素敵な旅行を提案していきたいという思いを新たにします。そのためにも、仕事を通じて学ぶ姿勢を保ち続けると共に、プライベートでも多くの場所へ旅行に行き、旅行の魅力を伝えるための様々な材料を蓄えています。

お客様と共に旅行を作る喜び

この仕事は旅行という形のない商品を販売し、感動や喜びを提供する仕事です。それは決して簡単なことではなく、膨大な知識や経験が必要とされ、担当するスタッフの力量によって旅行の価値はいかようにも変わります。だからこそお客様と作っていく旅行は楽しいのかもしれません。私たちと一緒に旅行業界を盛り上げてくださる皆さん、お待ちしています。

ホテルスタッフ

鈴木 菜七子さん

ザ・リッツ・カールトン東京 
ホテルスタッフ/インルームダイニング

鈴木 菜七子さん

夢を叶えた今、お客様へのサービスを通して輝いていきたい。

一冊の本から始まった出会い

私の「ザ・リッツ・カールトン」との出会いは、高校生の頃に書店で手にした本が始まりでした。もともとサービス業界に興味を持っていた私は、その洗練されたサービスやおもてなし、心温まるエピソードに感動し、このホテルで働きたいと一瞬で虜になってしまいました。
そして次の出会いは、S-AIR入学後の先生との出会いでした。「ザ・リッツ・カールトン」の精神をはじめ、ホテリエとしてのサービスマインドと技能を教えていただき、夢であった就職を叶えることができました。

ホテルと共に成長できる日々

ラグジュアリーホテルにいらっしゃるお客様は、非日常の空間を楽しみ、私たちも非日常の空間の中でサービスを提供しています。同じ空間を共有しているという意識が、お客様のことを深く想い最善の方法でおもてなしをすることに繋がるのだと思っています。どうしたらお客様の期待を超えられるだろうかと考えながらの仕事は、毎日新鮮で楽しいです。そして日々進化し続けるホテルで仕事をすることで、自分自身の成長も感じます。これは仕事をする上でとても大きな魅力だと思います。

お客様に心温まるサービスを

また、お客様にも日々大きなやりがいをいただいています。ある日、客室でお食事の準備をしていた際に、お子様とお話をする機会があり、私はその時にありがとうの気持ちを込めてささやかなプレゼントを差し上げました。すると翌朝、そのお子様がレストランに私を呼んでくださり、メッセージ付きの折り紙をプレゼントしてくださったのです。自分の行動がお子様にとって記憶に残る時間になったということに感動し、とても嬉しくやりがいを感じました。
もしホテルに足を運び、自身が体感した心温まる素敵な時間を誰かに経験して欲しいと思ったら、その瞬間からあなたも私たちの仲間です。

ブライダルスタッフ

星合 優伽さん

ハートフィールド 
ウェディングプランナー

星合 優伽さん

お客様に寄り添い、“最幸’'の結婚式をプロデュースしたい。

お客様からの言葉を自信につなげて

私は現在、ゲストハウスでウェディングプランナーをしております。一組一組のお客様とのご縁を大切に、今自分ができる最大限の接客をしようという気持ちでお迎えしています。今でも心に残っているのは、初めて担当した新郎新婦様からいただいた「担当が星合さんだったからここに決めました」というお言葉です。私も憧れた大好きな式場で、お二人にとって“最幸”の結婚式をお手伝いさせていただきたい、そんな想いでつながったご縁は、今の私の自信につながっています。

S-AIRでの学びの全てが自分の力に

S-AIRの授業は、全てが自分の力となっていることを感じます。特にコーディネートや接客のロールプレイングなどの実技授業は、学んだ知識を現場に近い形で実践していくことで、提案力や相手に伝わりやすい話し方を身に付けることができました。そして、マナー教育やビジネス系資格の取得も社会で通用する素晴らしい内容で、自分に自信を持って人と接することができるので、大きな強みです。

魅力は人として成長できること

お客様との出会い、いつも支えてくださる先輩方、そして関係者の皆様など、結婚式は本当に多くの方々と作り上げるものです。人と関わる仕事だからこそ、礼儀作法や言葉の伝え方、協調性など、人として学ぶことや成長できることが多くあります。周囲の助けを当たり前と思わずに、常に感謝の気持ちを大切にしながら、その感謝を込めて自ら行動に移すことが大切だと感じています。

夢を実現していくことが大きな自信に

素晴らしい結婚式は一つではありません。お客様に寄り添い、お客様にとって“最幸”の結婚式に導いていけるようなプランナーに成長したいです。そのためにも、先輩方のアドバイスを素直に受け止めながらお客様の声にしっかりと耳を傾け、ベストな対応できるように日々努力していきたいと思います。
夢を夢のままにするか、叶えるかは自分次第です。夢を叶えるために専門学校へ進もうとしている皆さんは、きっとお客様の想いもかたちにできるはず。自分の夢を実現していくことが大きな自信に繋がると思います。人生に一度しかない大切な一日を一緒に作り上げていきましょう。

奥谷 瑞妃さん

日本平ホテル 
ウェディングプランナー

奥谷 瑞妃さん

一生に一度の幸せの門出に立ち会える、魅力的な仕事です。

憧れの仕事のたくさんの魅力を実感

小学生の頃に列席した叔母の結婚式でウェディングプランナーという仕事を知り、一生に一度の日をプロデュースするその仕事に幼いながらも大変感銘を受けたことを今でも覚えています。そのウェディングプランナーになった今、一生に一度の幸せの門出に立ち会えること、新郎新婦様の想いや夢を形にできること、そしてお二人のお気持ちをダイレクトに受けとめられることなど、この仕事ならではの様々な魅力を実感しています。

忘れられない素敵なご縁

初めてサブプランナーとして担当させていただいたお二人との思い出です。いつも明るく笑顔が素敵なお二人には、お打ち合わせの度に私も元気をいただいており、特別な思いで結婚式当日を迎えました。披露宴の最中、お二人がサプライズで私に対する感謝のメッセージとプレゼントをくださったのです。新人の私に対するお心遣いに感激すると共に、任せられた仕事の達成感、そして大きなやりがいを感じた出来事でした。

S-AIRでの充実した学びと仲間

S-AIRでは、ブライダルとホテル両方の幅広い専門知識を学ぶことができ、実践的なプログラムも多かったので、基本的なことをしっかりと身に付けた状態で社会人としてのスタートを切ることができました。また、親身になってくださる先生方や、同じ目標に向かって切磋琢磨でき、社会人になった今でも互いに相談し合い、支え合える仲間に恵まれたことが一番の宝です。

信頼していただけるプランナーを目指して

新郎新婦様やゲストの皆様をはじめ、一緒に働くスタッフからも、人一倍信頼されるウェディングプランナーになることが今後の目標です。そして、日本平ホテルを結婚式後もご家族と共に思い出を重ねていただける場にしていきたいと思います。
これから夢の実現に向けて走り出す皆さん、「この仕事がしたい!」と初めて思った時の気持ちをいつまでも大切に頑張ってください。きっと素敵な未来が待っているはずです。

貿易・国際物流・国際業務スタッフ

大橋 有貴子さん

(株)JALカーゴサービス 
国際航空貨物業務スタッフ

大橋 有貴子さん

お客さまの思いを、貨物と共に世界にお届けする仕事です。

思いを乗せた貨物が世界へ

現在、JAL便の輸出部門に配属され、主に貨物のパスポートとも呼ばれる「Air Waybill(航空貨物運送状)」に関する業務に携わっています。到着地の空港でスムーズに通関できるよう、慎重な業務を心掛けています。
私の担当する仕事が、次の担当者へ、さらに出発便責任者へと繋がり、航空機が飛び立っていきます。それを見ると、自分がこの仕事に携わることができていることを誇りに思うと共に、JAL CARGOを信頼して貨物を預けてくださるお客さまの思いを、貨物と共に世界にお届けするお手伝いができていることにやりがいを感じます。

2年間の学びが今のベースに

S-AIRの授業の中では「ビジネス英語」で学んだことが今の仕事にとても役立っています。貨物や書類の流れ、書類の名称について学習したことで、スムーズに今の仕事を覚えていくことができましたし、ビジネス英語検定の受験を通して高めた英語力は、海外との英語でのメールのやりとりなどで活かされています。
また学生時代に経験した海外短期留学では、様々な国の方と出会い、濃密な時間を過ごすことができたことで自分の世界が広がり、今携わっているような海外と繋がる仕事をしたいという思いを強くしました。

将来は海外でも活躍していきたい

私自身、この仕事を通して自分なりの成長を実感しており、周りの方からも「変わったね!前とは目が違うよ。」と言葉を掛けていただいたことがありました。今後も努力を続け、オールマイティに航空貨物の仕事ができるようになることが今の目標です。そして経験を積み、将来的には海外でも活躍していけたらと思います。
この仕事は、航空機が好きな方、日本や世界でのモノの動きに興味がある方、語学力を活かして海外と繋がる仕事がしたいと考えている方など、様々な方が活躍できる仕事です。S-AIRでの2年間は、そんな方の夢に繋がる学びが詰まっています。ぜひ自分の「なりたい!」を見つけてみてください。応援しています。

竹村 弘一さん

矢崎部品(株) 
ものづくりセンター 人財開発部

竹村 弘一さん

身に付けた英語力を活かして、目標だったグローバル企業へ。

思い描いてきたグローバル企業での仕事

私は、高校生の頃から英語に関心があり、英語を使いながら多くの方とコミュニケーションがとれる仕事に就きたいと思っていました。矢崎グループは、45の国と地域に142の法人を持つグローバル企業であるため、海外の社員と関わる機会も多く、まさに私が夢に描いていた環境で仕事ができています。

海外社員と英語でのコミュニケーション

私は現在、人材開発部のメンバーとして、主に海外法人から日本へ研修に来た現地社員の教育・育成業務、滞在中のサポートに携わっています。そのため日頃から海外の社員と英語でコミュニケーションをとり、休憩時間や移動時間にも、彼らと雑談で盛り上がったりします。その社員が日本での研修を全て終え、空港で別れる際は寂しい気持ちもありますが、「やり切った」という達成感が得られます。
また最近では、日本の新入社員に対して、英語を使った仕事をする上での姿勢やマインドを伝える研修も任されています。私自身の経験を活かしながら、人に伝わりやすい内容と伝え方を意識しています。

仕事に繋がる学び

このように、英語を業務で活用できているのは、S-AIRでの学びが大きく影響しています。アンソニー先生によるTOEICや英会話の授業のほか、学校で推進しているオンライン英会話も英語力向上に繋がりました。そのおかげで、海外の社員とも自信を持ってコミュニケーションをとることができています。またお客様や幹部社員とやりとりをする際には、マナーの授業で学んだ言葉遣いや接遇スキルが役立っています。

新しい発想とチャレンジ精神を胸に

コロナ禍で、生活や仕事の仕方、コミュニケーションのかたちまで様々なことが変化していますが、私は常に新しい発想とチャレンジ精神を持って業務に取り組む姿勢を大事にしています。そしていつかは、人に大きな影響を与えられるような人材になりたいと思っています。
これを読んでくださっている方の中には、将来に悩んでいる方もいるかと思います。まずは、一番得意なことを伸ばす努力をしてみてください。きっとその先には、本当にやりたいことが見えてくるはずです。

コンシェルジュ

赤堀 佑実さん

(株)センチュリー アンド カンパニー 
東京ミッドタウン コンシェルジュ

赤堀 佑実さん

憧れのコンシェルジュ。夢を叶えた今でもS-AIRで学んだおもてなしの心は毎日の業務でしっかりと活かされています。

私は、東京ミッドタウンのコンシェルジュとして、館内外のご案内に加え、大切な方へのプレゼントのご相談やご希望に沿ったレストランのご紹介など、様々なお問い合わせ・ご要望にお応えしております。そして、その後ご案内のお礼に来てくださるお客様や、ご来館の際にお立ち寄りくださるお客様が増える度にやりがいを感じる毎日です。私は、高校生の頃コンシェルジュという職業に漠然と憧れを抱き、S-AIRへの入学を決めました。コンシェルジュになれたことがまだ夢のようですが、S-AIRで学んだ立ち居振る舞いや敬語、接客のプロから学んだおもてなしの心は、日々の業務の中で特に役立っています。まだまだ学ぶことはたくさんありますが、“大好きなミッドタウンの良さを知っていただきたい”“お客様の笑顔が見たい”という気持ちで、何事も楽しみながら日々精進していきたいと思っております。この業界を目指している皆さん、どんなことに対しても“知りたい!”“面白い!”という気持ちを忘れずに、夢に向かって頑張ってください。

髙尾 真理さん

(株)センチュリーアンドカンパニー 
髙島屋 日本橋店 コンシェルジュ

髙尾 真理さん

人だからこそ提供できる「おもてなし」、誇りを持ってお客様に向き合いたい。

夢を見つけた国内研修

私はS-AIRに入学後の国内研修で、初めて髙島屋日本橋店を訪問し、国の重要文化財に指定されている重厚な建物と、そこで働く方々の洗練された雰囲気やサービスに圧倒され、「絶対にここで働きたい」という強い思いが湧きました。

人ならではの温かい「おもてなし」

夢を叶えた現在は、エレベーター乗務をしながらご案内業務を担当しています。多くのお客様を魅了する日本橋店ならではのヴィンテージの手動のエレベーターは、操作も複雑ですが、すべての所作を優雅に行うことで、特別な雰囲気を醸し出します。先日は妊娠中のお客様がいらしたので、通常より乗車人数を減らし余裕のある空間でエレベーターにご乗車いただきました。その方が降りる際に「お気遣いありがとうございます」と言葉をかけてくださり、接客業ならではの人とのふれあいに胸が熱くなりました。あらゆる分野で機械化が進んでおりますが、人でなくては提供できないあたたかい「おもてなし」を提供することにやりがいを感じています。

S-AIRでの学びが今へと

S-AIRでの学びは、社会に出てから様々なところで役立つことを実感しています。特にコンシェルジュの授業では、様々なケースについて皆で意見を出し合うことで、新しい気づきがあり、時にはクラスメートの考えに刺激や感銘を受け、自身の視野が広がりました。接遇マナーの基礎も2年間でしっかりと自分のものとして定着させることができたのでとても良かったです。

お客様に寄り添った接客を

私は今、毎日の業務に丁寧に向き合い、お客様一人ひとりに寄り添った接客を心掛けています。2019年3月には日本橋店がリニューアルしました。日本の中心である日本橋、新しく生まれ変わっていく歴史的瞬間に立ち会っている幸運に感謝し、これからも誇りを持ってお客様に向き合ってまいります。