地域交流・ボランティア

地域交流・ボランティア

ボランティア活動だからこそ、身につく学びがある。

本校では、学外で募集されているボランティア活動を積極的に学生に案内し、参加希望者を募っています。
活動が地域貢献の一環となるだけでなく、活動を通して外国人の方やご高齢の方、子どもたちなど様々な方とコミュニケーションをとることができ、相手の状況に応じた対応の仕方や新しい視点を知ることができます。
これは、接客サービスの仕事を目指す学生たちにとって大変貴重な経験であり、更なる学びへの意欲へと繋がっています。

地域交流・ボランティア活動 
[教育環境]

  • 清水港 外国大型客船寄港

    静岡市内にある清水港には、外国から観光客を乗せた大型客船が多く入港しています。その乗客・乗員の方々の滞在中に、静岡・清水で楽しい思い出を作っていただくための通訳ボランティア活動を行います。

    活動内容

    • 乗客・乗員の方のお出迎え
    • お茶でおもてなし
    • 観光ツアーや体験イベントの案内
    • 観光先・体験先での通訳
    • お問い合わせ対応
  • 大道芸ワールドカップin静岡

    静岡の秋の風物詩として毎年開催されている、アジア最大級のストリートシアター・フェスティバル。開催中には日本全国・世界各地から150万人以上が訪れ、世界的な一流アーティストたちのパフォーマンスを観覧します。アーティストと観客を様々な形でサポートするボランティアです。

    活動内容

    • アーティスト通訳
    • アーティストの道具準備
    • 市民クラウン
    • インフォメーション
    • 観客誘導
    • グッズ販売
    • 迷子対応
  • 静岡マラソン

    1万人以上のランナーが参加する静岡マラソン。大会当日に、各所でランナーをサポートするボランティアです。ランナーたちの頑張りに勇気と感動をもらうことができます。

    活動内容

    • スタートエリアでの誘導・手荷物受付
    • コース沿道での誘導・給水・給食
    • ゴールエリアでのメダル授与・誘導・手荷物引渡
  • ま・あ・る(静岡市こどもクリエイティブタウン)

    「ま・あ・る」は、こどもたちが仕事体験やものづくり体験を通じて、自主性や創造性を育み、社会・経済の仕組みや地域産業を学ぶ施設です。主役のこどもたちがスムーズに活動や体験に取り組めるようサポートするボランティアです。本校実習室で本校学生が先生、こどもたちが生徒となって学ぶ出張講座も実施しています。

    活動内容

    • 仕事体験ブースでのサポート(工作・販売)
    • ゲームコーナーでのサポート
    • 仕事体験の特別講座での先生役
  • 静岡視覚特別支援学校

    視覚に障がいのある子どもたちが通う視覚特別支援学校の文化祭にて、子どもたちの活動サポートや会場準備・片付けなどを行うボランティアです。障がいを持つ子どもたちと触れ合う経験は、ユニバーサルサービスの学びにも繋がります。

    活動内容

    • お店・ブース出展サポート
    • 研究発表サポート
    • ステージ会場のセッティング・片付け
    • 会場案内

参加学生の声

  • グランドスタッフコース S.R.さん(藤枝西高校卒)

    参加学生

    参加したボランティア

    • 清水港 外国大型客船寄港
    • 静岡マラソン
    • 静岡視覚特別支援学校

    印象に残っているエピソード

    視覚特別支援学校のボランティアでは、お手伝いをする男の子が視覚障害を持っているということばかりを意識してしまい、気付いたことを私が全て先に行っていました。「自分でできることもあるから大丈夫だよ」という男の子の言葉に、できることは自分でやりたいというその子の意志を考えていなかった自分に気づき、相手の立場に立って考える大切さを改めて実感しました。

    ボランティアを通して成長したこと

    以前は自ら行動する勇気を持てずにいたのですが、ボランティアを経験したことで、様々なことに挑戦しようという積極性と社交性が身に付きました。また同じボランティアでも毎回違う経験ができ、自身の成長した点や課題、次への目標を考えるきっかけになっています。

  • ホテル・ブライダルコース S.A.さん(清流館高校卒)

    参加学生

    参加したボランティア

    • 清水港 外国大型客船寄港
    • 大道芸ワールドカップ in 静岡
    • 静岡マラソン

    印象に残っているエピソード

    清水港の客船ボランティアで、「Interpreter」(通訳)の表示を掲げて乗客の方をお迎えする際は、通訳としての役割を果たせるか不安と緊張でいっぱいでした。英語で会話をするのは大変でしたが、たくさんの方とお話する中で英語を話すことへの抵抗がなくなっていきました。お客様と英語で会話をしながら一緒に折り紙を作ったことが良い思い出です。

    ボランティア経験後の自身の変化

    少しでも興味を持ったことには、悩まずに挑戦していくことが大切だと感じるようになりました。またこれから外国人の方からご質問やご要望を受けた際には、初めからあきらめるのではなく、できるところまで心を込めて対応する姿勢を心掛けようと思います。