国際コミュニケーション科 コンシェルジュコースの1年生・2年生が、「コンシェルジュ」の専門授業での学習成果を披露する発表会を行いました。
例年、コンシェルジュコースの専門科目を担当された先生方を前に発表を行っていたこの行事でしたが、今年度は初めての試みとしてご父母等の皆様もお招きをし、一人ひとりの成長と学びの成果をご覧いただきました。
1年生は、入学後に習得した挨拶や電話応対、障害のあるお客様への対応をロールプレイング形式で披露し、定型文ではなく相手を想う真心から生まれる、プラスワントークの大切さをプレゼンテーションしました。
2年生は、接遇や立ち居振る舞いに関する問題をクイズ形式で出題し、会場を巻き込む形で“おもてなし”についてさらなる気づきを与えてくれました。また、4月から社会人として働く抱負と共に、内定先でのお客様対応を想定したロールプレイングに挑戦し、コンシェルジュとしての在り方を分かりやすく1年生に伝え、2年間の学びの集大成に相応しい、素晴らしい発表を披露となりました。
日本のおもてなしを背負って立つプロフェッショナルとして、熱い想いを形にした温かな発表会、皆さん本当にお疲れ様でした!学生の頑張りを温かく見守ってくださいましたご父母等の皆様、講師の皆様、ありがとうございました。
11月19日(火)、しずぎんホール ユーフォニアにて「Language Day(ランゲージデー)」を開催しました。「Language Day(ランゲージデー)」は、日頃から授業を通して学んでいる「英語」「中国語」「韓国語」に慣れ親しみ、学習の成果を発揮する機会として毎年開催されている学内スピーチコンテストです。
エアラインカウンターを想定し、ペアで行う「接客ロールプレイングの部」では、言語そのものの流暢さもさることながら、それぞれが考えたストーリー展開や演技力にも工夫が凝らされ、会場中を盛り上げ、楽しませてくれました。
「スピーチの部」では、発表者が日頃考えていること、伝えたいテーマを各言語で堂々と披露し、会場から惜しみない拍手が送られました。
審査員には外部の先生方をお招きし、厳正なる審査の結果、各部門・各言語で、金賞・銀賞が選ばれ、受賞者の学生たちは校長先生より表彰を受けました。審査員の皆様から、日頃より一生懸命取り組んできた出場者全員の努力に対する賞賛のコメントが送られ、学生たちにとって大きな自信に繋がる貴重な経験となりました。
また、仲間の頑張りに温かくエールを送る学生の姿も多く見られ、聞く側も含めて会場全体が一体となった素晴らしい1日になりました。
本校では、全学科・コースの 1 年生を対象に、入学直後から業界研究や分野の理解を深めることを目的として、
各業界の方をお招きし業界セミナーを実施しています。
5回目となる今回は、LEGOLAND Japan合同会社 人事部採用担当 山口様に「テーマパーク/ホテル業界内のポジショニング」を
テーマにリモートにてご講演いただきました。
世界中で世代を超えて愛されるレゴ(R)ブロックで有名な同社は、「レゴ(R)ブロック本来の強みを元に、
日本一の子供向けリゾートになる」というVision のもと、テーマパーク『レゴランド(R) ・ジャパン』、
ホテル『レゴランド (R)・ジャパン・ホテル』、水族館『シーライフ名古屋』を運営されている一大キッズリゾートです。
テーマパークでは、来園されたお子様とスタッフがレゴ(R)ブロックの人形を交換する「ミニフィグトレード」というアクティビティが展開されており、子どもを主役としたおもてなしを実現するため、双方向のコミュニケーションを大切にされているというお話を伺いました。
また、お客様だけではなくスタッフ自身が楽しく、また自分らしく働ける環境を目指し、
「Be Professional with FUN!私らしくプロフェッショナル」を合言葉に、髪色などの外見や国籍を含めたスタッフの多様性を尊重する、同社の先進的な取り組みについてもお聞かせいただきました。
テーマパーク業界の最前線で働かれている企業様より貴重なお話を伺うことができ、学生たちは業界への理解を深めながら働くということへの意識を高めることができました。