グランドスタッフコースとコンシェルジュコースの1年生が、日本赤十字社救急法救急員の講習を3日間の日程で受講しました。
この講習は、傷病者が発生した際に、医師や救急隊員に引き継ぐまでの一次救命処置・応急手当を行うことのできる知識と技術を習得するための講習です。
将来、接客業界を目指す学生たちにとって、けが人や急病人に対して、的確に迅速に対応できるスキルはとても大切です。講習は、座学での知識習得から始まり、心肺蘇生やAEDの使い方、止血方法、包帯の巻き方、搬送方法などの実技まで多岐にわたる内容で実施されました。
学生たちは指導員の方の説明を真剣に聞きながら、実践に臨んでいました。講習の最後に行われた試験の合格者には、「赤十字救急法救急員認定証」が交付されます。
Language Day(ランゲージデー)は、日頃から学んでいる「英語」「中国語」「韓国語」に慣れ親しみアウトプットする機会として、また外国語や異文化への理解をさらに深めることを目的として行われている学内イベントです。昨年に引き続き、本年も「ロールプレイングの部」と「スピーチの部」のコンテストがオンラインで開催され、46名の学生が出場しました。
ロールプレイングの部は、学生2名がペアになり、空港カウンターでのチェックインのロールプレイングを事前に収録したものを披露しました。スピーチの部は、ライブ配信で行われ、出場者の学生たちは緊張しながらも、自身の想いを乗せて力強くスピーチし、練習の成果を発揮していました。
審査の結果、各部門・各言語で、優秀賞・優良賞が選ばれ、受賞者の学生たちは校長先生より表彰を受けました。審査員の皆様からは、出場した全員の努力と成果に数々の賞賛のコメントをいただき、出場した学生たちにとっては大きな自信に繋がる貴重な経験となりました。
様々な業界への理解を深めることを目的に、年間を通して1年生を対象に実施している学内業界セミナー。今回は、成田空港で地上支援業務を担うANA成田エアポートサービス株式会社様より、総務部人事課の帯川様、そして本校卒業生で現役グランドスタッフの常葉様をお迎えし、「航空業界の現状と成田国際空港の担う役割」と題した講演を行っていただきました。
成田空港のハブ空港としての国際的な役割から、今後の旅客増加を見据えた取り組みをはじめ、グランドハンドリング業務や旅客ハンドリング業務などANA成田エアポートサービスのスタッフの皆様の実務や保安への心掛け、エピソード等を詳しく伺うことができました。学生たちは、ダイナミックな動きのある航空業界の仕事について理解と関心を深めながら、これから始まる就職活動に向けて意識を高めることができました。
国際エアライン科グランドスタッフコースの1年生が、成田国際空港のANA成田エアポートサービス株式会社様にて研修を実施しました。
研修は、成田国際空港の概要や会社説明の他、職場見学、空港カウンター見学、グループワーク、研修施設でのチェックイン体験、アナウンス体験など、
充実した内容で実施してくださいました。
本校卒業生を含む現役グランドスタッフの方々から直接お話を伺ったり、アドバイスをいただけたことは、学生たちにとって大きな刺激となりました。
またANAグループ様の温かなおもてなしに触れさせていただき、学生たちは就職活動を前に、憧れから目標へと意識を高めていました。