<コンシェルジュコース>接遇手話の特別講座を実施しました
国際コミュニケーション科コンシェルジュコース2年生が、接遇手話の特別講座を実施しました。今回はろうあ者講師の小倉先生をお招きし、耳に障がいを持つ方にとっての日常について手話で教えていただくと共に、接客の手話をロールプレイングで実践的に学びました。
ろうあ者の方にとっては、店員の声やテレビの音声、アナウンスなど、耳からの情報を得ることが難しく困ることが多いということや、電話で会話が叶わず様々な手続きについても不便を感じることなどについて伺い、学生たちは自分たちの「日常」との様々な違いについて理解を深め、自分たちにできる気づきや気配り、目配りについて意識を高めていました。
また実践では、自己紹介や百貨店のコンシェルジュやホテルスタッフとして手話で伝えるロールプレイングを一人ひとりが挑戦し、伝えることの難しさを感じながらも、実際に伝わった際の喜びを実感していました。また手話やジェスチャーだけでなく、自身の表情や動作を加えることにより相手への伝わり方が深まるということもアドバイスをいただき、ろうあ者の方に寄り添った接遇について学びを得る貴重な機会となりました。