

本校では、基本教育の一つである「マナー教育」を通して培った力を発表する場として、毎年前期・後期の年2回、マナーコンテストを実施しています。
日頃のマナーに対する取り組み姿勢をもとに、各学科教員の推薦により選出された14名の学生がスピーチ部門に出場し、これまでの学びを振り返りながら、それぞれの言葉で“マナーへの想い”を堂々と発表しました。
また、ロールプレイング部門では、公募で集まった18名の学生が「職員室での先生への書類提出」という身近なシチュエーションのもと、実演に挑戦しました。所作や表情、言葉遣いからも、日々のマナーへの意識が感じられる内容となりました。
審査の結果、
● スピーチ部門 ベストマナー賞
国際エアライン科(現エアライン科)グランドスタッフコース2年生 胸組琳 さん
● ロールプレイング部門 第1位
エアライン科 客室乗務員コース1年生 アサダジュリ さん
が、それぞれ選出されました。
また、スピーチ部門ではベストマナー賞のほか、マナー優秀賞・マナー優良賞に選ばれた上位5名へ賞状と胸元で輝く桜のピンバッジが贈られました。
出場者はもちろん、聴講した学生たちにとっても、多くの学びと気づきが得られる、有意義な時間となりました。
マナーには、資格のような“証明書”はありません。
だからこそ、一人ひとりの行動や姿勢の積み重ねが大切であり、その人自身の“信頼”として表れていきます。
これからも本校では、質の高いマナー教育を通して、“おもてなしの心”を育んでまいります。